❇️超レアー、スージークーパー「ジオメトリック」アールデコのプレート(その①)

#出店中のスージークーパー

英国陶芸家(デザイナー)スージークーパーの幾何学的(ジオメトリック)なパターンで装飾された作品、グレー社時代(1929年頃)のスージークーパーによる小さなプレート(ソーサー)です。
コンディションがとても良くて、ペイントもハゲていません。

欧米では、スージークーパーは「アールデコ」の作家として評価が高く、こちらのジオメトリック(幾何学模様)の作品も、日本では現物はあまり見られない貴重な作品のひとつです。
スージークーパーの作品集本には、スージー初期の作品群として、必ずジオメトリックが紹介されています(写真9枚目)。

❇️大きさは、直径11.3cm、高さ２cm

❇️コンディションは、90年以上前のアースンウェアですが、ヒビや欠けのない良好なコンディションです。

アンティーク品(100年以上前が目安)に近いヴィンテージですが、作製当時からの色むら・凹凸・黒点などはほとんど見られず、また貫入もありません。
スージーの幾何学模様の作品の中ではかなり良いコンディションに入る作品です。

❇️作製年代は、バッグスタンプより1921年～1931年と推定されます。最後の写真にバックスタンプ表の抜粋を貼りました。

スージークーパーと言えば、日本ではパトリシアローズやドレスデンスプレイなどのモチーフが人気ですが、彼女の若い頃の作品には伸びやかでダイナミックなものが多く、欧米ではスージークーパーは「アールデコ」の作家として高く評価されています。

この作品は、小さなプレートではありますが、「ジオメトリック」の魅力を十分楽しむことが出来ます。
この小さな皿に込められたスージーの丁寧かつ大胆な筆さばきが、手に取るように確認することが出来ます。

「ジオメトリック」は、マーケットにもあまり出てこず希少価値が高く、コレクター羨望の作品です。

是非あなたのコレクションに加えていただきたい逸品です。

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≪E④≫
No.517

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